庭が雑草だらけで困っていたら|どこから手を付けたらいいのかを解説

草ぼうぼうの庭 草むしり
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庭を眺めて「あんなに草が伸びてしまった」とため息をついたことはありませんか?

私たちの年代は、子育てが終了したとはいえ、親の介護や病院での付き添い、お孫さんやペットのお世話、ご自身の体調不良などで、数週間あるいは数か月 庭仕事ができなかった という状態になることもあります。

実は私も、親の介護や家族のことで忙しく、庭にほとんど手をかけられない時期がありました。

気付けば庭は草だらけ。

「どこから始めたらいいのだろう」

と庭を眺めて立ち尽くしたものです。

この記事では、私たち世代のサイズに合わせた「雑草だらけになってしまったお庭のリセット術」をご提案します。

結論からお伝えすると、雑草だらけの庭は

①背の高い草を取り除く
②ツル植物を処理する
③蚊の発生源になる水たまりをなくす

の順番で進めると負担を減らしながら整えることができます。

あまり頑張りすぎないほどよい距離感で楽しむお庭作り始めませんか?

なぜ庭は雑草だらけになってしまうの?

庭が雑草だらけになるのは、決して怠けているからではありません。

年齢とともに体力が変化したり、介護や仕事、家族の事情で庭に手をかけられない時期は誰にでもあります。また、春から夏にかけては雑草の生育が非常に早く、数週間で景色が変わることも珍しくありません。

雑草だらけの庭を放置するとどうなる?

雑草だらけのお庭のデメリットは、お庭が害虫や害獣の発生源になる、ご近所に迷惑をかける可能性がある、見た目がよくない、防犯上のリスクが増える危険性 などがあげられています。

庭が雑草だらけなら最初にやること

草だらけのお庭、本当にうんざりしてしまいますよね。

「雑草だらけ」と言っても、お庭の広さや 雑草の種類で対処の仕方は違ってきます。

草ぼうぼうの庭の対処方法

ある程度の広さがあるお庭で、ほんとうに「原野」「空き地」のように草ぼうぼうなら、専門家の力を借りることをおすすめします。

「自分だけで何とかしなきゃ」という思い込みを手放すのも、大切なセルフケアです。

体力を消耗せずスピーディーに解決できますし、一度プロにきれいにしてもらえば、その後の管理はとても楽になります。

自分でなんとかしたい場合

ご自分で短時間で対処したい場合、草刈り機に抵抗がないようでしたら、軽量タイプを利用すると短時間で庭全体を整えられます。

あるいは、抵抗がないのなら、除草剤に頼るのもひとつの手段です。

除草剤についてはサカタのタネで以下のように説明されています。

農薬登録されている除草剤は、使用目的や場所(農地・庭・公園・道路など)が明確に定められており、その範囲内で正しく使うことで安全性が確保されています。家庭菜園で使用する場合も、商品ラベルに記載された使用量や散布間隔を守れば、作物や周囲の植物、動物などに悪影響を与える心配はほとんどありません。
除草剤の安全性は?使い方のポイントや種類について解説|コラム  

農薬登録された除草剤は、ラベルに記載された使用方法を守ることで安全性が確認されています。ただし、使用場所や対象植物によって適した製品は異なるため、購入前には必ずラベルを確認しましょう。

草刈り機も除草剤も使わない場合は、まずは以下のことをやってみてください。

用意するもの
・虫刺され対策の虫よけスプレー・蚊取り線香など
・軍手
・長ズボン・長袖の上着
・動きやすい靴
・草刈り鎌など

①とにかく背の高い草を引っこ抜く
すごく高い草、ちょっと高い草、それよりも低い草、という風に順番に抜いていきます。一度にやらなくても大丈夫です。少しずつ高い草がなくなっていくと、多少見栄えが良くなります。

②つる性の雑草を引っこ抜く
足元、また庭木やフェンスなどに絡みついている、ヤブガラシ、クズ、ヒルガオ、ノブドウ、ヤマノイモなどのツルやツタがあれば引っこ抜きます。特にお隣との境界にあるフェンスに絡んでいるツル類は迷惑にならないように優先して引っこ抜きましょう。

③水たまりをなくす
バケツ・受け皿・水たまり、使っていないジョーロ、水がよどんでいる側溝など。水が溜まっている場所は蚊の発生源になります。ご近所に迷惑をかけないためにもなるべく早めに対処しておきましょう。

我が家の庭の場合、夏から秋だったのですが、まずセイタカアワダチソウやアレチノギク、次に生い茂ったメヒシバなどのイネ科の背の高い雑草などを引っこ抜いて、次にエノコログサやカヤツリグサなどを抜きました

株が大きくなったオヒシバ・メヒシバ・ツユクサなどはかなりやっかいです。無理だと思った時は、手っ取り早く鎌で地上部だけをザクザクと切りました

背の低い草ばかりになれば、遠目には「グランドカバー」に見えなくもないです。

そして、もし余裕があるなら目の前に残った「背の低い雑草」を一度見てみてください。

かわいい雑草・使えそうな雑草はありませんか?

春にちらほら見かけるヘビイチゴの赤い小さな実や梅雨直前のドクダミの花のつぼみ。かわいいですよね

私は、好きな雑草はグランドカバーとして使っています

あなたの庭にもともと生えていた雑草です。あなたの庭ですくすくと育つことは間違いありません。

もちろん、すべての雑草を残すわけではありません。

好きな雑草をほんの少しだけ、広がりすぎないように管理をしながら雑草を庭の景色として楽しむ感じです。

雑草を利用したグランドカバーについては別記事にまとめていますので、よろしかったらご覧になってください。

(雑草を使ったグランドカバーの記事へのリンク)

庭をリセットする「3つのステップ」

さて、お庭の見栄えが少しよくなったら、いよいよ本題の庭のリセットにとりかかりましょう。

庭の雑草と戦うのではなく、庭の環境を整えて「草が生えにくい状態」を一緒に作っていきましょう。

ステップ1:「道具の力」で体力的な負担を減らす
昔から使い慣れた道具も素敵ですが、今の自分に優しい道具に持ち替えるのも知恵の一つです。柄が長く、腰をかがめずに使える草抜きや、驚くほど軽量な剪定ばさみなど、今は身体への負担を最小限に抑える工夫がされた道具がたくさんあります。新しい道具を選ぶ時間は、これからの庭仕事の未来を選ぶ時間でもあります。

ステップ2:「今日やりたいこと」だけを一つ選ぶ
庭仕事に追われるのではなく、庭仕事に「遊ばせてもらう」感覚が大切です。たとえば、「今日は玄関先の50センチだけ」「今日はこのプランターの周りだけ」といったように、あえて狭い範囲を目標にしてみてください。終わった後にコーヒーを飲みながら庭を眺める。その時の「少しだけきれいになった」という小さな達成感が、心のゆとりにつながります。

ステップ3:足元の土を隠すという選択
土が露出している場所は、どうしても雑草が生えやすくなります。防草シートを敷き、その上におしゃれな砂利やレンガを置くことで、雑草抜きの回数を減らすことができます。すべてを一度にやる必要はありません。毎年少しずつ、手入れのいらない場所を増やしていくイメージです。

今年は手を入れる時間がない場所には、とりあえず100均などの安い防草シートを敷いておいて、来年その場所に本格的に取り組む、などの方法も良いと思います。

(15年前に敷いたザバーンの記事へのリンク)

庭の手入れが負担に感じられるのは、きっとあなたが責任感が強く、これまで完璧に手入れをしてこられたからではないでしょうか。でも、これからは「完璧」を目指さなくて大丈夫です。

(庭を小さくする庭じまいの始め方の記事へのリンク)

よくある質問

体力が低下していても、庭仕事は続けられますか?

もちろん可能です。ただ、やり方を変える必要があります。「草を抜く」という作業を減らす工夫をすることで、庭で過ごす時間を「土いじり」という趣味の時間に変えていくことができます。

庭の管理を楽にする一番の方法は何ですか?

「庭の面積を小さくする」ことです。防草シートで覆う、あるいはプランター栽培に絞るなど、物理的に雑草が生える場所を減らすことで、驚くほど管理が楽になります。

防草シートは本当に効果がありますか?

防草シートは日光を遮ることで雑草を抑えることができます。安価なシートの場合は「とりあえずのつなぎ」として便利です。高い効果を期待する場合は、耐用年数のあるシートの上に砂利などを敷いて使用することをおすすめします。

業者に頼む目安はありますか?

庭の草むしりを業者に依頼する目安は、「お庭が広すぎるとき」「草丈が50センチ以上になったとき」「手作業では処理しきれないと感じたとき」など、ご自分が負担に感じるようになった時に相談してみてください。

雑草だらけの庭は何日くらいで片付きますか?

庭の広さや雑草の量によりますが、まずは高い草だけを取り除くと見た目はかなり改善します。すべてを一度に終わらせようとせず、少しずつ整えていくことをおすすめします。

まとめ

庭は、あなたの人生に彩りを添えてくれる大切な場所です。どうか、「雑草だらけの庭」を自分を責める材料にしないでくださいね。今は、あなたのこれまでの努力を少し休ませて、これからは「庭に仕える」のではなく、「庭と穏やかに過ごす」時間へとシフトしていく時期なのだと思います。今日、庭のほんの小さな一角を眺めて、深呼吸する。それだけでも、すてきな庭時間の始まりです。

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